ネットは無料、では制作も無料か?
2017.04.15 Saturday
まあ、さすがに何でも無料と思っている人はいませんが...。
しかしGoogleやYahoo、Facebook、YouTube、Twitter、LINEなど、ネットを代表するようなサービスは大半が無料です。あるいは有料のものでも、一般消費者が使うものは月数百円か、せいぜい数千円程度でしょう。
だから、それが作られるのに一体どのくらいコストがかかっているのか、非常にわかりにくいのか知れません。
例えば1杯800円のラーメンなら、「その何割かは材料費、あとは人件費と家賃、それから利益」というくらいのことは素人でも簡単に想像が付きます。300万円の車でも3,000万円の家でも同じでしょう。自分が払うお金の何割かが実際の製造費だということはわかります。
しかしネットで自分が払う額が0だと、その原価がいくらかまったく見当がつかないのでしょう。
でも、例えばGoogleなんか、世界トップレベルエンジニアたちが何千人もいて、何年もの年月をかけて作っています。FacebookもYouTubeもしかりです。だとすると、同じものを0から作るため何百億、何千億円とかかってもおかしくありません。スペースシャトルと同じです。
ちょっと考えてみると当然な話なのですが、やはり家や車などと違って目に見えない上に製造現場が身近でないため、なかなかピンとこないのかも知れません。