カイゼン

2017.05.04 Thursday
        

あまりにも有名なので、今さらこのブログでどうのこうのと書くような話ではありません。

 

トヨタの「カイゼン」(改善)という言葉は世界的に有名になりました。アメリカの英語の辞書にも出ています。敗戦国日本の企業がアメリカを脅かす存在にまで成長し、その経営が世界的に注目され、「カイゼン」という言葉が世に知れ渡ったわけです。

 

日本で生まれ育った私たちが今さら改善という言葉の意味を考えることもないのですが...。

 

でも、かなり多くの人が実は見過ごしていることだと思います。

 

スポーツでも仕事でも勉強でも、日々のちょっとしたカイゼンが、数年後に大きく実を結ぶはずです。でもそのちょっとしたカイゼンを怠っている人が何と多いことか。

 

毎日1%カイゼンすると、1年で1.01の365倍。なんと37倍になるわけです。恐らく一流といわれるスポーツ選手もビジネスマンも、毎日1%カイゼンしている結果が実を結んでいるのではないかと、ふと思うのです。

 

楽天の三木谷社長が10年前に書かれた本をこの連休の移動時に読み返していて、そんなことを考えてしまいました。(まあこの人こそ、日本の近年のビジネス界で毎日1%のカイゼンを実行してきた数少ない人の1人なのでしょう。)

            
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