豪華なデザインか、使い勝手か?

2017.06.09 Friday
        

友人が勤める小さな会社のホームページが実に素晴らしいデザインなので聞いてみたところ、やはり腕がいいデザイナーにお金をかけて依頼して作ったものだそうです。社長以下、社員もみんなお気に入りのホームページだそうです。

 

しかしですね...。

 

ホームページを通した問合せが思ったよりもずっと少なく、既存ユーザーの評判もイマイチだということです。どうも使いにくさが原因らしいです。

 

これ、私がこのブログに何度も書いてきた話ですね。二日前に書いた動線の話にも通じます。つまり、見た目のデザインが素晴らしいだけで、使いやすさが考えられていないものなのです。

 

例えばナビボタンがデザインの一部に溶け込んでしまい、どれをクリックできるのかわかりにくいのです。問合せボタンも非常に小さく、目立たない場所にあります。文章もあちこちに分散されていて、一気に読むことができません。動線が計算されていないということです。

 

綺麗なドレスは着にくいし、動きにくいものです。かっこいいスポーツカーは実用性に欠けます。

 

ホームページのデザインも同様です。デザインに力を入れることも大切ですが、基本的なことは厳守し、最低限の使いやすさを確保しておくことが重要です。そうでないと、綺麗なホームページができたはいいけどまったく集客ができないという、本末転倒な結果になりかねません。

            
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