レンタルサーバ会社提供のSSL

2017.12.05 Tuesday
        

最近、認証局から個別に発行される(高い)証明書ではなく、利用レンタルサーバに付随している(安い、または無料)のSSLサービスを見かけます。これまでにもあったものは「共用SSL]と呼ばれていてこのSSL使用時のドメインはレンタルサーバ会社の物を使う方法しかなかったのですが、最近は、仕組み自体が変わって、独自ドメインを使えるものもでてきました。

 

多くの場合、格安か無料ですが、通常の有償版とくらべ、次のマイナス点があります。

 

1.「信頼の証」である認証シールが表示されない。

下はジオトラストが発行している通常のSSLを使った弊社問合せフォームの例。認証シールが添付されており、クリックするとGeoTrustに弊社ホームページが認証されているという内容が表示される。

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2.非営利団体が運営している証明を使うため、突然終了する可能性がある。

 

3.一部のブラウザ(特にクローム)で利用できなくなる可能性がある。

 

4.詐欺サイトなどで同じものが使われている可能性がある。

 

ただし、暗号の仕組みと強度は同じですし、SEO上の効果は(現在のところは)同じと言われています。つまりウェブサイトを見る人が1さえ気にしなければ、今のところ目に見える違いはありません。

 

企業のメインサイトに使うのであれば通常の有償版をお勧めしますが、サテライトサイト、情報サイト、個人サイトなどではこれらの格安または無料版のSSLを使うのも一手かと思います。

            
格安ホームページ作成/SEO

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