使う人の身になって考えることの難しさ

2018.01.07 Sunday
        

ホームページのデザインを考えるとき、常に「使う人の立場で」と言っていますが、実際問題として実に難しいことなのです。

 

とにかく利用者第一というものの、制作者や日々管理・運営する人にとって非常に面倒なものであれば、結局は利用者にとっても不便になってきます。

 

話は全然違いますが、いつも私が思うのは新品の衣類についているタグです。

 

 

さあ新しい服を着て出勤...と思って袖を通そうとすると、こんなタグが付いています。で、外そうにも手では切れないのです。でもタンスにいつもカッターやハサミが入っているわけではないので、道具箱を出したりして、必ず一手間かかります。

 

これって、皆さん経験していますよね?

 

もちろん製造者側にとってはタグが輸送中に簡単に外れてしまっては困るのでこういう強固なものにしていると思うのですが、利用者にとっては不便です。時々、ものすごくうまく出来ていて、簡単に外せるものもありますが、これだと間違って外れてしまったときに販売者は困るでしょう。

 

やはり、あらゆる物事でトータルでの利便性を考えることは難しいのだと思います。

            
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