デザインの要素
いや、「デザインの要素」なんて言うと、それだけで本が何冊も書けるような話ですし、1つの学問になるくらいの話だと思います。しかしここでは、私が勝手に考えるホームページ制作上のデザイン要素について書いてみます。
ホームページのデザインは(大変おおざっぱな分け方ですが)下記2つの要素があります。
1.見かけのデザイン
2.実用面のデザイン
「見かけのデザイン」というのは、早い話、カッコいいか否かということですね。ホームページのことを何も知らない人でもこれは判断できますし、色々と意見を言うことはできます。
次の「実用面のデザイン」というのは少々クセ者です。これは使いやすさ、分かりやすさ、読み込みスピード、GoogleやYahooでの検索のされやすいか、スマホやタブレットで正しく表示されるか...などなどの要素があります。これらはホームページ制作のことをある程度勉強して知っていないとわからないはずです。
実用面といえば、例えばホームページを見た人がその会社の特徴がすぐにわかり、ページ移動がスムーズに出来て、問い合わせや購入まで簡単にたどり着けるような動線が考えられているかということは大変重要ですし、どんな端末でも正しく表示されるか、ちゃんと検索されるかも重要です。動画が多すぎて読み込みが遅いようなページは、たとえキレイでも実用面ではNGです。検索もされにくいはずです。
しかし一般的には、1が良くできていれば「いいホームページ」とされてしまうことが多々あります。制作会社ですら、1だけをデザインと呼んでいるところが多々あります。
私たちはホームページ制作のプロとして、1、2のすべてにおいて「いいデザイン」を目指すよう、常に心掛けたいものです。