ブラウザキャッシュを制御して常に最新情報を表示させるべきか

2018.03.04 Sunday
        

何度か書いていますが、ホームページを表示させるソフト(ブラウザー)は過去に訪問したホームページのデータを一時的に記憶します。これをキャッシュと呼びます。キャッシュはホームぺージを再訪する時にデータ通信を減らし、高速に表示させるための仕組みです。

 

一般的なホームページでは、このキャッシュを利用しているのですが、例えばニュース配信サイトなど一時間や数時間の間に何度も同じお客様が訪問するようなサイトは、稀にこのキャッシュ機能を無効に設定することがあります。これは、古いデータを残さないためです。しかし、その場合、お客様が訪問する都度データ通信を行うため、サーバーへの負担増や通信の負担が発生しますし、表示もキャッシュを使った場合とくらべて遅くなります。また、検索順(つまりSEO)に影響することがあります。( Googleはキャッシュ機能の使用を強く推奨しています。)

 

時々お客様から、「常に最新の状態を表示するために、キャッシュを制御できないか」とご相談をいただく場合があります。確かに出来なくもないのですが...SEOなどのデメリットを考えると慎重に考える必要があります。

 

キャッシュデータはしばらく時間が経てば、自動的に削除されます。また、ブラウザーを一旦閉じるとキャッシュデータも削除されることがあります。

 

多くの企業サイトは、ユーザーが毎日頻繁にチェックするものではありません。なるべくキャッシュを制御せずに、デフォルトのままにしておくことをお勧めします。

            
格安ホームページ作成/SEO

1