自動音声によって失われる職業

2018.03.10 Saturday
        

この週末スキー場で耳にした自動音声によるアナウンスがあまりにも完璧だったので、感心すると同時に、色々と考えてしまいました。

 

自動音声といえども、ほぼ人間と同じように正しいアクセントでちゃんとアナウンスします。声も人間のきれいな声のように聞こえます。今回聞いたのは、文章はあらかじめ用意されたものしか読めないシステムだそうですが、加速度的に進化するAIの技術を考えると、そのうち文章まで考えられるようになるでしょう。

 

そうすると...単に人が書いた原稿を読むだけの放送係の仕事やアナウンサーの仕事はなくなるかも知れません。その分、話すことの内容や構成、話題の選択などと言った、人間ならではの仕事が重要になってくるというわけです。たとえばテレビ局などはアナウンサーの質で差別化できなくなれば、内容がこれまで以上に重要になってくるハズです。

 

いつの時代でも同じですが、技術の進化に合わせて、いや、進化を先取りして、仕事の中身を変えていかないと、すぐに時代に取り残されることになってしまいます。

            
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