エレベーターの最適化
2018.07.18 Wednesday
サンフランシスコのホテルで見つけました。行き先を指定するボタンがエレベーターの中にあるのではなく、外にあるのです!
私は初めてです。知らずに乗って中でボタンを探してしまいました。中には開くと閉じる以外のボタンがないのです。同じように困っている人が何人かいたので、米国でも珍しいのでしょう。
これって…素晴らしいと思います。このホテルはエレベーターが5台あるのですが、全員が乗る前に行き先を指定することにより、エレベーターの割り当てを最適化できるというわけです。つまり、同じ階に行く人は同じエレベーターに乗せれば効率がぐっとよくなります。通常なら、例えば5台あるエレベーターが全部24階に行ってしまうことがあるのに対して、この方法ならA車は24階行き、B車は12階行き…というふうに目的階ごとに分けることができるので、時間を大幅に短縮できます。当然、多くの人が時間を節約できる上に、エネルギーの節約にもつながります。
行き先ボタンを中でなく外につけるだけのことです。何でこれまで誰も気付かなかったのでしょう?そのうち、(いや、もしかすると既にやっているかも知れませんが)AIを導入すれば究極に効率化できること思います。
是非、世界的に普及してほしい仕組みです。