ネット詐欺の見分け方
毎年件数が増えている上に手口が巧妙になっているため、素人はもちろん私たちネット関係の仕事をやっている者でもうっかりするとだまされそうになることがあります。
最近言われている、詐欺を見分ける方法を少し書いておきます。
1.ドメインをチェックすること。
非常によくある手口で、URLが例えば「amazon.xxx.com」などになっていることです。これをサブドメインといいます。amazonと書いてあるので信用してしまうのですが、これは前の「amazon」ではなく、後の「xxx.com」がドメインです。「xxx.com」を持っている人は、前半に任意の文字列を入れることができるので、簡単にこのサブドメインを作ることができます。ポイントは、「.com」や「.co.jp」などの1つ前の文字列ですね。これが見知らぬものなら、要注意です。
2.SSL対応か確認すること。
カード番号、パスワードを入力する画面は、必ずURLが「https:」で始まっています。「http:」なら要注意です。
3.ブックマークに登録されているアドレスを使うこと。
送られてきたURLをクリックするのではなく、自分で元々登録してあったURLから入ってみることです。本当にパスワードを変更したり、何らかの対応をする必要がある時は、そのサービスのトップページとマイページからも入っていけるはずです。
4.二回入力は要注意。
正しいカード番号を入力したのに、「間違っています。入れなおしてください。」と出た場合、詐欺の可能性があります。一旦閉じて、最初から入りなおしてみてください。
その他、色々な手口があり、中には決済画面、完了画面までそっくりになっていて気づかないこともあります。最終的には月末に送られてくるカード明細を毎月必ずチェックして、1つでもおかしいものがあれば問い合わせてみることが大切です。