2019年のSEO
まあ、SEOに関しては、すべてが突然変わるわけではなく、この何年かの流れが今年も継続して行く...ということにすぎないものの、やはり過去15年ほど続いていたことが一つの大きな転換期を迎えていることは確かだと思います。
私が最近気になっていることを二点に要約してみます。
1.モバイル対応、SSL対応、スピード対応
この辺はいずれも2-3年前から言われていることですが、昨年からとても厳しくなりました。今年はもう絶対に待ったなしです。SSLに関しては問合せフォームは当然必須、それ以外のページも必須になるでしょう。モバイル対応、スピード対応ともにできていないと検索順位が大きく下がる可能性が高いはずです。
2.AIによる検索
既にGoogle検索にはAIが大きく影響していますが、これが今年から特にSEO対策という面でさらに顕著になるはずです。これまでならキーワードをどうやって選び、どこに配置するかがSEOの主軸の一つでしたが、AIによりこれらの意味が大きく低下します。無理にキーワードを詰め込んだりしなくても、AIが文脈やホームページ全体からそのキーワードに関連しているかを判断してくれるというわけです。
例えば「渋谷」をキーワードにするために、これまでなら「渋谷」という単語をなるべく沢山使うのがよいとされていましたが、これからは、例えば「ハチ公」「109」「東急百貨店」「ヒカリエ」...などについて書いてあるだけで、「渋谷」がまったく登場しなくても自動的に「渋谷」と判断されるようになるはずです。
これまでの「激動」とは比べものにならないくらいの大きな変化が起こるかも知れません。