高齢化する日本の社長

2019.02.16 Saturday
        

帝国データバンクに登録されている日本企業の社長の平均年齢が、1990年は54.0歳だったのに対し2018年は59.7歳になっているそうです。グラフを見てみると、毎年確実に上がっています。このままではすぐに60歳を超えるでしょう。

 

「少子高齢化社会だから当たり前」と言ってしまえばそれまでです。でも何か変だとは思いませんか?

 

そう。若い社長が少なすぎるということです。20代、30代の人の起業だって年々増えてはいるものの、まだまだ追いついていないということなのです。また既存の企業では、年を取っても社長の座に居座る人が多いということでしょう。

 

中国では1日に1万6千社の新規企業登録があるそうです。日本は350社です。驚異的な差だと思いませんか?

 

少子高齢化は仕方ないにせよ、これだけ日本の社長が高齢化してしまっては活気がある新しい経済の実現はますます厳しくなっていきます。抜本的な改革をしないかぎり、このままでは他国に更なる遅れを取ることは間違いなさそうです。

            
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