中国の働き方改革
2019.03.15 Friday
もちろん中国全体ではないと思います。あるIT企業の例です。
今日聞いた、中国に行った人の話です。夜10時に某有名IT企業のビル全体の電気がついていたので、働き方改革はどうなっているのかと尋ねたところ、「まさに進行中」とのこと。どういう意味かというと...。
働きたい人、やる気がある人に働きやすい場を提供するのが働き方改革らしいのです。この企業の場合は、深夜の食事を提供したり、タクシー代を出したりということで環境を改善しているとのことでした。どうやら、価値を創出することが働き方改革らしいのです。
一方日本の働き方改革は、時間を制限することですね。
かといって、日本で中国の会社の真似をすると、残業推進とか言われそうですし、日本の文化には馴染まないでしょう。でも画一的に時間を制限したり管理したりするだけでなく、本当の意味での働き方改革は何かをちゃんと考えないと、ますます中国に負けてしまいそうです。
この4月からの制度は仕方ないとして、次には時代に合った、さらに一歩進んだ働き方改革を目指すべきだと思うのです。