問題の切り分け
2019.05.20 Monday
技術者がよく使う考え方です。
例えばメールが受信できない時、まず一番最初に原因がどの辺にあるかを考えます。メールサーバなのか、インターネット回線なのか、使っているパソコンなのか、ソフトなのか、ソフトの設定なのか、そのメール1通なのか...。それが分かれば、解決にぐっと近づくことができますし、逆にそれすらわからないと、解決方法を見つけるのも大変です。
ホームページも同じです。「ホームページが表示されません!」と言われた場合、ホームページのサーバが問題のこともありますし、単に見る人のパソコンが壊れているということもあります。
いずれの場合も、どこに問題がありそうかがわかれば、調査対象を絞ることができるのです。これを「問題の切り分け」と言っています。
今日、ある米国系の予約システムでこんな画面が出てきました。
もちろん、「お客様側でなく、当社側のシステムエラーです。」という意味ですね。
でも「悪いのはアナタじゃなく、ワタシよ。」みたいな表現で、笑ってしまいます。
こういうユーモアって、何ともアメリカ的だと思います。
日本なら、「ふざけるな!」って怒られそうですけどね...。