法人略語の活用
2019.08.04 Sunday
銀行振込などで使う法人の略語は決まったものがあります。例えば次の通りです。
株式会社 ⇒ カ)
有限会社 ⇒ ユ)
合資会社 ⇒ シ)
財団法人 ⇒ ザイ)
...などなど。
詳しくは「法人略語」と検索すれば、沢山出てきます。
でも...。
とても丁寧な方は、自社名を略さずにフルで書いてくださることがあります。あるいは、銀行側のシステムがちゃんと対応できていずに、登録時の正式名称をそのまま使っているのかも知れません。「株式会社」と書いてあれば「カ)」にすればいいものを、ご丁寧に「カブシキガイシャ」にしてしまいます。
しかし!
そうすると、通帳の振込人名欄は文字数が限られているため、名前まで出てこないこともあるのです!
この例は、「特定非営利活動法人ABC」という団体からの振込みなのに、略語を使わなかったために、「トクテイヒエイリカツド」で終わってしまいます。取引先に特定非営利活動法人が複数いる場合、そして請求金額がすべて同じ場合、どこから振込みがあったのか分からなくなってしまいます。これが略号なら「トクヒ)エイビーシー」とフルで出るので一発です。
まあ、昭和時代ではあるまいし、未だにカタカナ表示しかできないシステムにも問題があるのですが...。
略語は大いに活用すべきだと思うのです。