改善の余地が多いタクシーサービス

2019.09.18 Wednesday
        

米国に行ってUberやLyftなど最先端のネット配車サービスを使った後、日本でタクシーを呼ぼうとすると、がっかりすることが多々あります。

 

 

実家近くの大手タクシー会社の配車センター。いつ電話しても常に通話中です。こちらが何回かかけなおして、やっと通じます。で、通じると、5分程度ですぐに車を手配してくれます。ということは、空車は十分にあるのに、配車が間に合っていないということでしょう。

 

 

別のタクシー会社のスマホアプリ。アプリから呼べるので便利だと思いきや、こんな使いにくいアプリは見たことがないくらい不便です。会社側の都合ばかり考えられていて、使う方の立場で作られていないのがよく分かります。5段評価の1.8というポイントは、それでも良すぎるくらいです。(何が使いにくいかを書いているとエンドレスなので割愛しますが。)

 

 

そしてまた別の会社のアプリ。前者より少しだけマシですが、それでもかなり使いにくい上に、到着前にこんなメッセが届きます。

 

「19:30までにご指定の地点にお越しください。」

 

つまり、客が約束時間よりも早目に行って運転手様をお待ちしなければいけないわけですね...。

 

そういえば以前、別の会社で予約手配した時も、「運転手はホテル内に入れませんので、外でお待ちください。」と言われたことがありました。客が外に出て、運転手様をお待ちしなければいけないということです。駐車場所がないという事情があるかも知れませんが、それでも客商売なら、「外でお待ちしております。」でしょう....。

 

歴史的に上から目線なのか、規制業種で競争がなかったからお役所的になってしまったのか。

 

一人一人の運転手さんは素晴らしい人が沢山います。色々と話していて、多くのことを教わることがあります。しかも、来年のオリンピック、これから高齢化社会に向けて、ポテンシャルが非常に高い業種であるはずです。

 

今後規制緩が進み、外資や新サービスとの競争が激化することは避けられません。是非とも、ITツールと本来のサービス精神を最大限に発揮し、改善に努めてほしいと思います。

 

            
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