価格を前面に出すか、否か?

2020.02.21 Friday
        

ある異業種の経営者の方とそんな話で盛り上がりました。

 

安さでアピールする仕事の場合は、価格を前面に出すしかありません。価格弾力性が高い商品や業種、つまり値段がちょっとでも高くなるとすぐに売れなくなり、ちょっとでも安くなるとすぐに売れるような商品やサービスも、もちろん低価格を前面に出すしかないでしょう。

 

問題はそれ以外の場合です。別に安さをウリにするわけではないものの、やはりある程度はお手頃感を出したいという商売は沢山あると思います。その際にホームページに価格を大きく出すべきか否かは意見がわかれるところです。

 

そんな時には世の中の検索キーワードを見てみるのと、自社ホームページのアクセス解析をしてみるのも一つの手です。検索キーワードをグーグルの検索窓に入れてみて、次に続くキーワード候補として、「料金」「格安」などが出てきた場合、低料金に対するニーズが強いか、多くの人が値段を特に気にしているということです。また自社のホームページで料金表ページの閲覧が多い場合も同じことが言えます。その場合は料金をトップページにハッキリと書き、詳細な料金表を出しておくと効果が期待できます。もちろん低めの料金設定や、安く見えるような工夫も大切ですが、安くできない商品や値段で競うことが出来ないものでも、料金表を載せておく効果はあるはずです。

 

反対にあまり値段が関係ないような商品や、誰も値段表をチェックしない商品なら、値段を出さない方がいいかも知れません。

 

ただし、値段だけを全面的に出してしまうと、単なる価格勝負になってしまい、低価格目的のお客様しか集客できなくなる危険性も高いので要注意です。

 

まあこの話には唯一絶対の答えがありません。経営者にとって永遠の課題だと思います。

 

 

 

            
格安ホームページ作成/SEO

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