パスワードの強度
もちろん0000とか1111は論外です。ネット屋でも技術屋でも、何かにこんなパスワードを使う業者がいたらプロとして失格です。(もし利用している業者がこんなパスワードを出してきたら、とっとと乗り換えたほうがいいでしょう。)
さて、初期の頃は4桁の数字だけというのもありました。
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こんな感じです。
でもそれじゃあ弱すぎるので、こんな感じになりました。
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さらに強化されて、進化していきます。
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文字の種類が英字+数字+記号などと増えてきます。英字も大文字+小文字にします。桁数も4桁から6桁、8桁と増えてきます。これらが多ければ多いほど安全なわけですが、まあ、実務的に最強というレベルであれば、英字(大小)+数字+記号で8桁〜12桁というところでしょう。確率や順列組合せに詳しい人ならピンときますが、ものすごい組み合わせ数になるのです。
ちなみに数字だけで4桁なら1万通り、英字(大小)+数字+記号で8桁なら1370兆通りになります。1万通りの組み合わせは今のコンピューターなら数秒で総当りができますが、1370兆を総当りすると1000年かかるといわれています。実質的に見破るのは不可能なのです。
まあ、守るべきセキュリティの内容にもよるものの、会社として大事な情報を守るためには、やはり最低でも8桁で文字種類を組み合わせたパスワードが必須であることは明らかなのです。