カメラマンが「見せよう」と思うところ

2017.07.26 Wednesday
        

ある部品メーカーの営業担当の方からおうかがいした話です。

 

ホームページやパフレットで使う自社商品の写真を撮るのにプロカメラマンに依頼したところ、確かにきれいな写真が出来たものの、見せたいと思うポイントがずれていて結局使えなかったという話です。

 

カメラマンは通常、1つの商品を見て「美しい」「かっこいい」と思ったところに焦点を当てて写真を撮ります。食べ物なら「美味しそう」と思えるアングルで撮りますね。アクセサリーや衣類、人物の写真なら、それぞれの特徴が表現されるように撮るでしょう。

 

例えば美人モデルを撮る時、カメラマンがその人の髪がキレイだと思えば髪をアピールするように撮りますし、目がキレイだと思えば目をアピールする角度で撮るでしょう。でもそのモデルがアピールしたいのは、実は違う個所かも知れません。

 

専門的な工業部品でも同じです。その部品に自社が強みとしている何か独自の特徴があったとしても、カメラマンが見たところでそれに気づかず、単に見た目キレイに見えるように写真を撮るでしょう。それは仕方ないと思います。

 

こういうことを防ぐためには、やはり撮影前の段階でカメラマンと担当者が綿密に打合せし、自社商品の特徴やアピールしたいところをカメラマンに十分理解してもらった上で撮影を行ってもらうのがベストです。

            
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