ビジネスメール詐欺

2018.01.11 Thursday
        

昨年、日本を代表する航空会社があっさりと騙されてしまったので、話題になりました。あれは有名企業だし額が桁外れに大きかったのでニュースになったものの、実は他にも結構あるそうです。

 

思うに、これは最近「注意しろ」と散々言われているオレオレ詐欺、振り込め詐欺、ランサムウェア、スパイウェア、ハッキング…のどれにも該当しない、しかも割と古典的な詐欺だったのではないでしょうか?その道具が電話や手紙やファックスではなく、メールだったので、ネット犯罪に部類されていますが、内容としては、手紙でも同じことなのです。

 

ただし、やはりメールだから騙されてしまったというのはあるかも知れません。送信元のメールアドレスはもちろん、担当者の名前も文章のトーンも真似をされてしまったというのは、そもそもメールシステムがハッキングされていた可能性が高く、その意味ではネット犯罪ですし、手紙や電話でも同じことが起こる可能性はあるものの、メールの方がその確率は高そうです。

 

防ぐ方法としては、送られて来たメールの(送信元IPなどの)技術情報を確認するか、お金が絡む重要なことは、念のため担当者に電話や別の方法で連絡をとって再確認するしかなさそうです。そういう意味では古典的な詐欺を防ぐ手段と何ら違いはありません。

            
インターネット/最新技術

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