自動化と責任の所在

2018.04.12 Thursday

自動運転が本格的に普及するかという議論の時、常に問題になるのが責任の所在です。完全自動運転されている車が事故を起こしたときに誰の責任になるのでしょう?作った自動車会社か、車に乗っている人か、あるいは遠隔で監視している人か...。

 

同じ問題は、実は自動車以外の自動化でも沢山起こってくることが予想されます。

 

例えば完全AIを使った税理士や弁護士。

 

もし例えば税務申請を完全にAIを使ってロボットが行った場合、間違えがあれば誰の責任になるのでしょう?今の常識で考えれば申告者になると思いますが、それならロボットを使う意味がなくなってしまいます。弁護士も同じです。高度なAIを使ったロボット弁護士は六法全書が100%頭に入っている上に過去の判例も全部入っていて完全な判断ができるのだから、人間の弁護士よりも優秀になることが予想されています。しかし訴訟で負けた場合、それが仕方ないことにせよ、なんか説得力がありませんね...。

 

ロボット医師による診断、治療、手術もまったく同じだと思います。

 

機械技術が急速に進んでいるものの、制度面、そして何より人間の考え方や習慣が進歩に付いていくには当分時間がかかりそうです。


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