「さすが、プロの訳だな!」と思うとき

2018.04.26 Thursday
        

私自身、ごくわずかながらも翻訳を仕事として行ったことがあるし、翻訳の難しさ、翻訳者の苦労も少しはわかっているつもりです。

 

で、最近お願いしているプロの翻訳者や翻訳会社に日本語の英訳をお願いし、返ってきた英文を読んで...すごく感心するときがあります。「すごい!さすがプロの訳だな!」と思うのです。

 

1.辞書に出ていないような表現が使われている時

英訳文を読んでいて知らない単語が出てきて...英和辞典で調べても載っていないことが稀にあります。そんな時、英語圏の人たちが使ている上級者・プロ向けの辞書(ネットじゃなく紙!)で調べると同じ表現が出ていて...しかも意味がドンピシャなことがあるのです。翻訳者はネイティブで、しかも語彙の豊富な方でしょう。「やるな!」と思います。

 

2.日本語の原文にある言葉を、わざと避けている時

例えば英語圏(特にアメリカ)では男女差別、人種差別を少しでも連想させるような表現は厳禁です。日本語にある「女性の場合は」という言葉をわざと使わずに、「場合によっては」という表現にしていると、プロだなと思います。

 

3.英語らしい表現が多い時

倒置法、動名詞、分詞構文など、英語らしい表現が上手に使われていると、一層英語らしく感じます。倒置法は英語では頻繁に使われるものなのに日本語とは語順がずれるので、これを巧みに使いこなすのは翻訳者として上級だと思います。(例:材料は慎重に選んでいます。We carefully choose the material. ⇒ Material is carefully chosen.)

 

まあその他、色々と挙げるときりがありません...。

 

いずれにせよ、こういう一流の翻訳者とうまく協業することが、みなさまの海外ビジネスのお役に立てるホームページを作る上で極めて重要だと思うのです。

            
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