スキー板にワックスをかける費用と時間

2018.05.30 Wednesday

職人さんの仕事に対する料金という話をネットで読んでいて、ふと、もう20年以上も前のことを思い出しました。

 

当時かなり本格的にスキーをやっていた私は、毎日滑ったあとで30分以上費やしてスキー板にワックスをかけていました。まあワックスがけも練習のうちだと信じて、楽しんでやっていたのもあるのですが...。

 

で、同じことを専門の人に頼むと(確か)2,000〜3,000円くらいしたのです。なので、当然、一般サラリーマンは自分でやる方を選択するものなのですが...。

 

歯医者である友人が、「私の時給を考えたら、お金払って頼んだ方が安い。」と言い切っていたのです。はっきりと覚えています。またペンキ職人である友人も、「職人が30分かけてやってくれるんだろ?だったら安いよ。」と言っていました。これもはっきりと覚えています。

 

確かにその通りなのですよね...。私もサラリーマンをやめて、今、自分で商売をやる身になって考えてみると当然のことだと思います。

 

日本では終身雇用の習慣が強いせいか、なぜか「労働はタダ」だという考えがあります。経理やシステムの仕事も自社でやればタダだと思っている経営者も沢山います。でも本当は違いますね。年収500万円の人が1時間働くと算数的には2,500円、しかし企業としてのコストや価値の創造、機会費用という意味で考えると5,000円〜1万円のコストがかかると考えるべきなのです。そうすれば社内でやるべきことと外注するべきことが見えてくるはずです。外資系の一流企業はその辺が上手ですし、だからこそ生産性が高いわけです。

 

日本は生産性が世界一低いと言われている理由がここにある気がします。

私たち日本企業も考え直す時期が来ているのではないでしょうか?


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