魚を持ち込み、タダで料理してもらう

2018.06.24 Sunday

私が20歳前後の頃に読んだマンガに書いてあったことです。確か、石ノ森章太郎さんのHOTELというマンガだったと思います。

 

高級ホテルの常連である偉い人が、自分が釣った魚を持ち込みレストランで料理してもらいます。そして支払いの際に請求書に「魚の調理代」というのが計上されているのを見て激怒するのです。「魚はわしが提供したものだろ!調理くらいタダでやれ。それがサービスだろ!」というようなことを言います。それに対してホテル側は、「いいえ。それが料理人の仕事であり、対価を頂くのが当然です。」と反論し....結局、お客さんは全面的に認めて謝ってくれたというような内容だったと思います。

 

私は何十年も前に1回読んだだけの話なのに、すごく印象に残ったのか、妙に覚えているのです。

 

これ、今にしてみれば当然のことですよね。

材料費がかからないからと言って無料になるようなら、医者、弁護士、床屋、コンサルタント...はみんなタダになってしまいます。もちろんホームページ屋だって同じです。ちょっとくらいだからタダということもないでしょう。たとえ1分、10分でも100分でも同じです。かかった時間に金額が比例するものであり、1分だからと言ってタダということはありません。タクシーに1分乗ってもタダではないですし、医者の診察は1分でも費用が発生します。あたりまえです。

 

まだまだ(特に日本では)目に見えないものはタダと思う人が多いようです。労働問題にも通じることです。この文化を変えないと、日本は諸外国に大きく遅れをとることになりかねません。

 


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