一見さんお断りの、本当の意味

2018.11.23 Friday
        

ビジネス本の宣伝で読んで、なるほどな〜っと思ったので、書いておきます。

 

商売で新規開拓がどれほど大切かは言うまでもありません。営業マン、会社の経営者、自営業の人なら誰でも日々痛感していることです。なので「一見さん、お断り」なんて本来はあり得ません。

 

しかし...この話によると、「一見さん、お断り」も大切なことらしいのです。

 

商売では新規開拓が重要なので、通常ならそちらにエネルギーを沢山使いますね。そのため、本来とても大切なことである、既存のお客様へのサービスが蔑ろになってしまうこともあるわけです。そうすると最悪の場合、昔からのお客様が離れてしまうこともあります。

 

「一見さん、お断り」にすると、どうでしょう?

新規開拓にエネルギーを使わない分、既存のお客様へのサービスに集中することができるわけです。

 

「でも、それじゃあ、現状より上に行けないのでは?また、既存のお客様がいなくなったら終わりでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。そう。既存のお客様を大切にしていれば、必ず新しいお客様を紹介してくださいます。お客様がお客様を呼ぶことになるはずです。

 

京都で何百年も続いている店で「一見さん、お断り」のところは、こうして商売が成り立っているということです。

 

私たちの仕事では「一見さん、お断り」ということは絶対にあり得ませんが、この考え方はとても大切だと思いました。

 

 

            
ビジネス/経済/仕事

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