わざと迷う作りにするか?
2019.02.04 Monday
有名なのはディスカウントストアのドン・キホーテ。店内はゴチャゴチャしていて何がどこにあるのかわかりにくい作りです。でも、その中から掘り出しものを探すという楽しみを提供していると言われています。確かにドン・キホーテで1日中ウロウロしているのが好きな人も沢山いますし、あれが整然とされていたら、その楽しみはないでしょう。
楽天も創業して間もないころ三木谷社長が「ドンキホーテの店舗のように、探し出す楽しみを提供する」というようなことをおっしゃっていたと思います。
デパートやスーパーだって同じです。整然と並べられているように見えますが、エスカレータがわざと非連続になっていて、乗り換えるために店内を歩くようになっていたり、入口から入って出口に行くためには一通りまわらなければならない作りになっていたりします。もっとも、デパート、スーパーの場合は探す楽しみではありませんが、やはり色々なものをお客様に見ていただくという目的はあるはずです。
ホームページの場合、わざと迷う作りにすることはありません。「探しやすい、わかりやすい」は第一に考えるべきことです。しかしその分、見てほしい情報を上手にちりばめて目に入る作りにすることや、誘導する工夫は大切です。もちろん、問い合わせページ、購入ページにはすぐに行けるような配慮が必要だと思います。