コンペの採算

2019.05.18 Saturday

ロゴやイラストなどのデザインをコンペで募ることがあります。完全にケースバイケースなのですが、例えば単価3万円くらいのデザイン募集で20点くらいのデザイン案が集まることが一般的によくあります。

 

もちろん、依頼者がその中で選ぶのは1つです。選ばれたデザインには3万円が支払われ、選ばれなかった人は0円、つまりまったく何ももらえないという仕組みです。

 

しかしですね...選ばれなかったと言えども、どれも素晴らしいものばかりです。才能がある人が時間をかけて一生懸命作ってくれたものばかりです。でも頑張って作って応募したのに、選ばれなかったら報酬は0なのです。とても厳しい世界です。

 

で、ふとその採算を推測で計算してみました。もしかすると、プロデザイナーは一定レベルのデザインなら1時間くらいで作れるのかも知れません。そして初心者デザイナーが20回コンペに出してみて1回当選すれば、作業にかかった20時間に対して2万円なので時給1,000円です。中級デザイナーなら10回中1回当選で、時給2,000円、ベテランなら5回中1回で時給5,000円という具合です。何となく感覚的に、合っていると思いませんか?これなら適正賃金です。

 

選ばれなかったら0円は厳しいですが...でもこれは営業でも同じです。すごい労力をかけ、費用をかけてアタックしたあげくに取引が取れなかったら、売上0円ですし、成果報酬の仕事なら給料も0円です。しかし数回に1回大きな取引が取れれば良いわけですし、ベテランになるほど1件の金額が高くなり、しかも成功する確率が高くなります。そうすれば計算上の時給もアップする仕組みです。

 

金額を上げ、しかも確率を上げること。これは業種、職種を問わず共通している真実だと思います。

 

 


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