気難しい技術屋さん
私自身は技術屋ではありません。「技術を売る」という意味では「技術屋」かも知れませんが、自分で設計したり開発したりする技術者、いわゆるエンジニアではありません。
で、この技術屋さんと言われる人たちは、なぜか世間では評判が良くないのです。「ネクラ」「アキバ」「オタク」というのが、一般的な印象ではないでしょうか?
私も職業柄、実に色々な技術者たちとお会いします。大企業のエリート技術者、外資系システム会社の技術者、ベンチャーを立ち上げて成功している技術者、個人でやっている技術者... でも大半は、やはり第一印象は上記の通りですね。
でもそれはあくまで第一印象。よく話してみると...すごく面白く、思いやりがあり、かつ、情熱のある人が多いのです。私の知っている人は、ほとんどそうです。でも大抵は社交的なところが弱く、人付き合いが下手で、第一印象も悪いため、損していると思います。
そもそも、技術者なんて職業は、新しいものではありません。昔の大工さん、金具屋さん、電気屋さん...などみんな技術者です。みな、ある意味同じです。
「ネクラ」「アキバ」ではなく、「職人気質」という見方をしてみてはいかがでしょうか?
世間の悪口を鵜呑みにしてこの人たちと付き合うと、結局は自分が損してしまう気がします。
本当に、みんなビックリするほどいいやつらですよ。