英語ができるスペシャリスト
先日、社員が2万人いるレベルの大企業に勤めている方と話して気づいたことです。
そのくらいの規模なら、当然英語堪能な人は沢山います。もちろん英語だけでなく、他の言語に長けている方も沢山います。
しかしですね...。
それらの人の大半は「国際部」などという名前の海外取引専門部署に配属されていて、海外取引のみが専門となっているそうです。何かの高い専門知識や技術があり、かつ英語を話せる人となると、急に少なくなるようです。それもかなり少なくなるようです。
例えば、自動車メーカーならデザインのスペシャリストやエンジン設計のスペシャリストなど多種多様な専門家がいて、それとは別に英語の専門家がいるという具合です。エンジン設計ができて英語を話せる人となると、極端に少なくなるわけです。
銀行、商社なども事情は同じです。国内部門と海外部門がわかれているため、国内市場に精通しつつ英語が話せる人が少ないのです。
これからの時代、こんなことでは世界から遅れてしまいます。英語が話せるスペシャリストがますます必要になってくると思います。