カラメルショップの閉鎖
「カラメル」というネットのショッピングモールが先週閉鎖になりました。
楽天やヤフーショップほどではないにせよ、それでも一時期は2万店舗が入っていた中堅のネットショッピングモールです。(ネット上の情報では15万店舗という話もありますが、定かではありません。)閉鎖する直前も1万店舗が残っていました。
この閉鎖のアナウンスが出たのが4月のこと。もしかすると出店者や関係者にはもう少し早くアナウンスされていたのかも知れませんが、いずれにせよ唐突感があります。中にはこのショップで生計を立てていた人や、会社の大きな収益柱にしていた人もいたことでしょう。そういう人たちは大丈夫だったのでしょうか?
もちろんネットショップだけではなく、デパートだって商店街だって、閉鎖になることはあります。収益を上げていたテナントは大打撃を受けます。ネットのショッピングモールだって同じです。
ただネットの場合は、実店舗と違って引越しは比較的簡単です。商品データや顧客データは、うまくいけば単純な作業で移管することは可能です。カスタマイズが多い場合や、仕様が大きく違う場合は大変ですが。
URLが変わってしまうので、集客はまたやり直すことになっていしまいます。実店舗の場合と同様、大きな犠牲を伴うはずです。
今回のカラメルがどういうサポートを行ったか、他のモールにうまく移管できたかは知りませんが、やはり運営者が最後までキッチリサポートして影響を最小限にすることは大切だと思います。