AIを使った画像認証

2018.09.04 Tuesday

Adobe社のセミナーに行ってきました。色々と新しいことを学んできたので、何回かに分けて、少しずつ書いていきたいと思います。

 

まず最初に驚いたのが、AIを使った画像認証技術です。画像を入れると、それが何の画像なのか、タグ(画像を表すキーワード)が何かを自動で判別してくれます。例えば公園で犬を散歩している若い女性の写真なら、「犬、公園、木、緑、散歩、女性」と言った感じです。これをそのままホームページに使えば、Googleなどの検索でひっかりやすくなりますし、目の不自由な人が音声読み上げを使うときも画像の内容を正確に読み上げてくれるわけです。これまでは人がイチイチやっていたことが各段に楽になりました。

 

もちろん、画像を探すときも有効です。これまでは何万点とある素材画像の中から自分でキーワードとして「犬、散歩」などを入れて検索していましたし、そうして出てきた数十点の中から人力で探していました。また上記の例で、例えば「女性」というキーワードが画像にひもづいていなければ、女性のキーワードでは出てこなかったわけです。これも自動でできるようになっているそうです。もちろん「公園で犬の散歩をしている女性の写真!」など、音声での指示も可能です。

 

ホームページ制作の作業も格段に効率的になりそうです。

 


「Excited」「Exciting」の訳

2018.09.03 Monday

英語>日本語の翻訳に携わっている人なら、1度や2度はこの問題に遭遇したことがあるかと思います。

 

英語ではとてもよくこの言葉を使います。

 

「Exciting News」「I am excited about this IT project.」

直訳すると、「刺激的なニュース」「このITプロジェクトに私は興奮しています。」ですが...。

 

日本語として、かなり違和感があります。

しかし日本語にぴったりする表現がないため、大抵の翻訳者は上記のような訳にしていますし、人によっては、意味を考えて、「エキサイティングなニュース」「嬉しいニュース」や、「このITプロジェクトを楽しみにしています。」くらいに訳す人が大半です。ただ、「エキサイティングなニュース」は大衆向けのスポーツニュースならともかく、B2Bのニュースでは違和感があります。

 

しかしですね...。

私が思うに、これは文化の違いなのです。

 

日本では古来より、自分の感情を表に出さないのが良いとされていました。写真に写る時に笑うのは最近の習慣で、昔の人はみんな真面目な顔をして写っていたと思いますし、お相撲さんが勝ってガッツポーズをしたら大ヒンシュクをかいました。そうかんがえると、「エキサイティングなニュース」「素晴らしいニュース」も、どことなく「英語からの翻訳」という感じがしてしまうのです。

 

最大限に日本語らしくするためには、これらは日本語に含めないのがベストです。しかし翻訳者は、それでは「漏れている」と怒られることもあるので、「良いお知らせ」、「このITプロジェクトに私は期待しています」くらいが自然ではないでしょうか?

 

言葉の違いは文化の違いです。正確かつ自然な翻訳は非常に難しいものです。

 

 


砂上の楼閣

2018.09.01 Saturday

私が好きなことわざの一つです。

 

基礎、土台をしっかり作らないで見かけだけ立派なものを作っても、役立たない、すぐに壊れる、長続きしない...というような意味ですね。10年ほど前に問題になった手抜き工事の話も、よくこの言葉が使われました。

 

これ、ホームページにも見事に当てはまっています。

 

見かけはとても立派でキレイでカッコいいホームページができたとしても、検索されず、だれも見てくれなかったら何の意味もありません。使いにくかったり、スマホやタブレットで正しく表示されないとダメです。そんな時、ホームページの裏側のソースコード(まさに土台であり、基礎の部分)を見てみるとちゃんとできていないことがあります。英語ホームページなのに言語指定が日本語のままだったり、随所に日本語が混じっていたり...ということは日常茶飯事です。

 

お客様は砂上の楼閣でも気付かれません。「立派なホームページができた。」と思われます。でも数ヶ月もすれば、役立たないことがわかり...よく見ると砂上の楼閣だということがあるわけです。

 

私たちの仕事も土台作り、基礎作りが大切です。お客様が気付かれないところまでキッチリとプロとして仕上げていきたいと思うのです。


常に難しい翻訳の質

2018.08.31 Friday

このブログに何度も何度も書いていることですが、やはりそのくらい難しい問題であり、私も常に悩んでいることです。今日も海外のお客様から弊社が行う翻訳の質についてお問い合わせをいただきました。

 

例えばホームページの文章を英語から日本語に訳す場合、大雑把に言って、翻訳の質のレベルは次の3段階があります。

 

1.正確に訳す

2.日本語として自然な表現にする

3.キャッチコピー、セールス文章として魅力的なものにする

 

1はもちろん最低限のことで、これは必須です。

 

2も大切ですが、非常に広い幅があります。a)日本語として間違っていないものの、ぎこちなさがあり、翻訳した文章であることがすぐにわかってしまうものから、b)日本語として完璧で、原文が英語であったことに読む人が気づかないものまで、実に色々なレベルがあります。機械のマニュアルなどは大抵はa)の方ですし、英語ビジネス書の日本語版もこれに近い場合が多々あります。一方、大ヒットする小説などはb)であることが多いと思います。この辺になると単に「ネイティブだから」ではなく、翻訳後の言語での、高い国語力、表現力が求められます。

 

3はそれよりもさらに一歩進んだもので、コピーライティングの世界です。訳ではなく最初から日本語で書く場合でも、大手広告代理店に頼むと数百万円かかるレベルです。これに翻訳が加わるのだから、かなり高度な世界です。

 

私たちがホームページの翻訳を行う場合は、2のb)、つまり日本語として極めてナチュラルな表現にすることを目指していますが...小説と違い原文を変えることは原則できないので、なかなか難しいところです。

 

 


ホームページ作成はお客様との二人三脚

2018.08.30 Thursday

例えばレストランで料理を注文すると、料理が出てくるまでお客様は何もすることがありません。ただ待つのみです。家の注文、車の注文、スーツの注文も同様ですし、家電製品の取り寄せや配達も同じです。注文後は待つ以外にすることはなく、仕事は100%業者側にあり、完成具合も納期も業者次第です。

 

一方、ホームページ作成の場合はまったく違います。

 

お客様側でまず原稿や写真を用意します。私たちの方でそれを使って案を作成し、お客様に確認していただき、コメントを頂戴し、私たちの方で変更して、またお客様に確認していただいて...。この作業が何十回、多い時は100回以上も繰り返されてホームページが完成します。ケースバイケースで負担量は違うものの、基本的にお客様と制作会社の仕事は50/50なのです。従って、両者で一丸となって協力し合わないと良いものは出来ませんし、納期も決まりません。

 

もちろん制作後も同じです。実際の活用、SEO、変更作業...すべて二人三脚であり、どちらか一方だけで出来ることは限られています。

 

お客様側は業者を選ぶ際には二人三脚で末長く付き合えることを考慮することが大切ですし、私たちの方は最終的にお客様の目的が達成できるよう、親身になってお手伝いすることが大切なのです。